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■「じゃりン子チエ」の小秘密 会報から抜粋
「関じゃり研」が1993年~95年に発行していた「会報」の企画をそのままインターネットで公開します。
このページで取りあげた疑問は、当会が93年9月に出版した『じゃりン子チエの秘密』(データハウス刊・現在も全国の書店で購入できます)の読者から寄せられたものです。
これらの勝手な解釈が、各位の論文執筆のきっかけになることを願っています。

Q1…ヒラメちゃんにマユゲがないのはなぜ?
 ヒラメちゃんの他にも平山家は母、兄の丸太君にもマユゲがない。遺伝なのだろうか? それとも宗教的なおまじないなのか…。いずれにしても丸太君がよく不良にからまれるのは、それが原因かも知れない。

Q2…12巻3話で「チエのために中学も高校も行かれへんのんか」と申しておりますが、マサルは9巻6話で私立の中学に行くのではなかったのか?
 因果な性格なので母が勧める私立中学の入試を白紙で提出し、チエと同じ公立中学に進むのではないだろうか。将来のエリートよりもジュニアが11巻10話で言っている「多弁的攻撃錯乱型の歪んだ愛」を選ぶのでは…。
Q3…花井朝子は東京から嫁いできたのに、なぜ結婚前、大阪でラグビーのコーチをしていたのか?
 渉と朝子は原作を読む限り東京で知り合ったという証拠はないが、15巻3話から2人の接点は東京と考えてよいだろう。
 それなのに結婚前、特に10巻から突如、朝子と渉は大阪でデートしているし、渉は父・拳骨に朝子を紹介しているので相当以前から愛を深めていたのは確実。
 ここからは想像なのだが、教師になるため大阪へ帰った彼氏・渉の後を追って朝子も大阪へ引っ越し、腕に覚えのあるラグビーを教えながら交際を続けていた…と考えれば実にドラマチック。
 渉はテツと同じく彼女の母性本能をくすぐるタイプなのだ。

Q4…チエはなぜテツの嫌いな赤色が好きなのか?
 ヨシ江かおバァはんが好きな色で、一人っ子のチエに与えるよそ行きの服、小物は赤色系統の服を与えたと思う。
 テツはファッションに無頓着なことからも、こう考えるのが自然だろう。

Q5…竹本家の住所は当初「西萩2-4」(6巻7話)だったのに、28巻7話のトビラでは「十七番地」となっているのはなぜ?
 前者は自宅に届いていることがハッキリしているが、後者はおバァはんの家に届いたのでは…と考えられるのだが、後者は親友であり、警官であるミツルが差出人なので、この説は却下。
 6巻から28巻の間で住所表示の変更があったと考えるべきだろう。

Q6…ヒラメちゃんは相撲大会で西萩地区代表として登場しているのに、18巻7話でチエに「地区が違う」と言われているのはなぜ?
 大きな地区割りが校区で「火の用心」の地区割りは西萩地区に2つ以上の町内会があって、竹本家と平山家は別々の町内会に加入している…と思われる。

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