|
|
![]() |
| ■テツ壊し完全マニュアル | 執筆:まつうえ |
| ★はじめに | |
|
じゃりン子チエの長い歴史の中で、テツを倒してナンバーワンになろうとした男達がいた。彼らはレイモンド飛田を筆頭にテツに戦いを挑み、数々の名勝負を演じてきた。しかし誰もテツを倒すことはできなかった。彼らの無念を晴らすため、私は難攻不落のテツを徹底的に研究し、ついにテツ壊しのマニュアルを作ってしまった。 | |
| ★その1 「道でばったりテツと会った場合」 | |
|
テツは「ヤクザどついたらおまえらポリ公もうれしいやろ」(9巻7話)というように、ヤクザはどついても罪にならないという持論を持つ。早い話ヤクザなら警察も文句を言わないからである。そこで、見た目はヤクザと絶対悟られないようなカッコをしなければいけない。サングラスを見るだけで闘争本能に火がついてしまう。なぜならテツは一時期喧嘩に勝った記念に相手からサングラスを奪っていた(10巻6話)。 そのため、サングラスはどんなにまぶしい日でも絶対にしてはいけない。一部のヤクザは目立たないようにサラリーマンのようなカッコをしてるそうだが(29巻9話)、これは見習うべきだろう。 または、全力疾走で逃げる。これも難しい。まずテツと目が合うと思わずびびってしまい金縛りにあう恐れがある(27巻9話)。これではテツの思うツボ。げんこつと財布のお金がなくなるのは覚悟しなければならない。万が一すぐに逃げられたとしても、テツは足が速い上に持久力がある。日ごろからジョギングをすることをお薦めする。逃げるが勝ちということだ。 | |
| ★その2 「テツが自分の組に殴りこんできた場合」 | |
|
テツは何の前触れもなくヤクザの組に殴りこみをかける。別によその組に頼まれたとか、敵討ちとかそういうものでなく、ただ単に暇つぶしとこずかい稼ぎのために殴りこむ。暇つぶしに殴り込みをかけられたらたまったものではない。そんなテツにどう立ち向かえばいいのか、この章で紹介する。
(1) テツの攻撃パターン
(2) 一人ならドスを持っても無理 | |
| ★その3 「テツを気絶させる方法」 | |
|
「テツの弱点は?」と聞かれると、じゃりン子チエの読者ならほとんどが「ヨシ江はん」と答えるだろう。しかし、私はヨシ江さん以外の弱点を発見した。 テツが強いことはいまさらいうまでもない。しかしずっと喧嘩に勝ち続けているわけではない。これまでに何度か気絶させられている。読者の皆さんもよっぽどの打撃や痛みを受けない限り気絶をした経験はないと思う。ではなぜテツは気絶をするくらいのダメージを受けたのか。 これまでにテツを気絶させたのは、チエ、小鉄、菊、花井拳骨、四人組、ナンバ大の応援団長、カルメラ、山際元刑事(26巻4話等)ぐらいである。そしてテツが気絶する直前のシーンを思い出していただきたい。すべて闇打ちかカウンターパンチ、会話中である。そのカウンターパンチの例として、小鉄が2回テツが家から出てくる瞬間丸太ン棒でどついてのばした。(4巻7話、12巻11話)また、テツが散髪代をおじいはんからせびったとき、菊との会話がある。 菊 「散髪したいんやてな。わたいが連れて行ったげますわ」ここで菊はテツをツッカケでどつき気絶させる。(14巻1話) このときのテツは完全に無防備だ。会話中なので攻撃されるとは少しも思っていない。逆に少しでも攻撃があると思うとそうはいかない。そのため、元関取のデク登、元ボクサーのワイルド蛮地、現役東洋チャンピョンのソムデン、スフィンクス釜虎、鰻谷ら相撲取り3人などが本気でどつきまくってもテツを気絶に追いやることが出来なかった(3巻10話等)。すなわちテツは戦闘体制に入ったら防御率がすさまじく上昇する。テツはヤクザを見た瞬間戦闘体制に入るので、会話しながら攻撃するのは無理。テツを倒すなら四人組や山際元刑事のように闇討ちしか方法がないのである(1巻8話、64巻6話)。 テツ壊しについて一通り書いてきたが、改めて見ると簡単にはできないことが分かった。もし私の知り合いに西萩のヤクザがいたら、テツに勝とうとか考えず、西萩をでるか、足を洗うかどちらかを薦めたい。 | |
![]() |
|
| ★論文目次★総合目次★この論文に対するご感想、ご指摘などは「堅気屋倶楽部」へ★ | |