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■「じゃりン子チエ」ニュ~ス 1997年
●関西じゃりン子チエ研究会声明
 もし「じゃりン子チエ」が完結することがあるとすれば、少女漫画のようなハッピーエンドではなく、夢にまで思っているごく普通の少女で最終回を迎えてほしいと願っている。
 もちろん私たちは完結なんて望んでいない。大人顔負けのチエちゃんの活躍を持って見ていたいからだ。
「じゃりン子チエ」67巻  こんな日が来るとは思わなかった。
 11月12日、最後の単行本「じゃりン子チエ」67巻が、その完結を惜しまれつつ全国の書店で一斉に発売された。
 余計な言葉は無用である。今日、このホームページを訪れた皆様も、この日を迎えて、同じ心境であると思うので、あえていろいろと書くこともないだろう。
 最終話では、…(67巻の内容に触れるため中略)…。
 ただ、コミック研究本「じゃりン子チエの秘密」(データハウス刊・全国のコミック専門書店で発売中・本体971円)を世に送り出した、私たちの今後の使命は名作「じゃりン子チエ」を後世に伝えていくことだと確信している。
 最後に、日本一おもしろい漫画を書き続け、私たちを楽しましてくれた、はるき悦巳先生とスタッフの皆様に、心より感謝するとともに、これからのますますのご活躍を期待します。
1997年11月12日 関西じゃりン子チエ研究会 一同


★大阪みやげに「じゃりン子チエ」キーホルダーはいかが?

(97年10月4日)

 今年夏頃より、JR大阪駅構内の土産物売場で「大阪でしか買えない、じゃりン子チエキーホルダー」なる物が登場した。
 キーホルダーは、テツをかたどった「厄除テツ」、チエをかたどった「商売繁盛チエちゃん」、小鉄をかたどった「必勝小鉄」の商品名で売られている。
 1個500円(税別)で、JR大阪駅構内のほか、大阪みやげを取り扱っているお店で買える。

追加情報!!  (1998年1月12日)
 キーホルダー発売元「せのや」のホームページを発見。キーホルダーの写真、発売店、通信販売の連絡先などの情報があります。
 グッズコレクターは要チェック!!


★「番外篇」文庫で登場!!

(97年9月13日)

文庫版表紙  9月9日より、全国の書店で文庫版「じゃりン子チエ番外篇」が発売された。
 内容は、これまでコミックスとして発売された「番外篇」と同じもの。
 ただ、気になるのは帯のキャッチコピー。「チエ興奮!」はいいとして、続く「テツ脱糞!」はないと思う。「じゃりン子チエ」が、とても下品な漫画と見られるではないかっ!!
 双葉文庫「名作シリーズ」として発行。本体552円で発売中

★1997年8月4日~朝日新聞「天声人語」

 ©朝日新聞社 1997 (97年8月4日)

 『じゃりン子チエ』(はるき悦巳=えつみ=作)が終わるそうだ。19年間にわたりコミック週刊誌に連載されてきた人気マンガである。単行本で67巻(双葉社)。もはや体力的に厳しい、と作者はいう。仕方がないけれど、残念だ。

 舞台は大阪の下町。登場するのは、ホルモン焼きの店を1人できりもりする小学5年生のチエ、ばくち好きのぐうたらな父親テツ、ヒト語を理解するドラ猫の小鉄……。以前、大阪育ちの女性が、本紙への投書でその魅力を解き明かしていた。

 〈夫の転勤で、ことばのアクセントも人情も異なる土地に移り住んだ。油切れだなあと思うと「じゃりン子チエ」を買ってきて読んだ。徹頭徹尾繰り広げられる大阪弁、虚飾のない人情とペーソス。どの登場人物も「本音をいうたら、人間こんなもんとちゃいますか」と語りかけてくるようだった〉。

 チエの担任の花井先生が家庭訪問に来る。つっけんどんなテツ。ところが、先生の父親が、25年前にテツの担任だったことがわかる。しかも、その大先生も現れて、テツの生活態度を夜を徹して叱(しか)る。これぞ教育、これぞ下町のよさ、と素直に感動する読者も多かったに違いない。

 対抗する東の下町マンガといえば、『こちら葛飾区亀有公園前派出所』(秋本治作)だろう。通称「こち亀」、連載21年、単行本103巻(集英社)、1億部以上の売れ行きだ。型破りの両津勘吉巡査長(両さん)を中心に、仲間たちがドタバタを繰り広げる。その猥雑(わいざつ)さが、東京によく似合う。

 公園前派出所によく似た外見の派出所が、現実に亀有駅近くにある。ここの廃止計画が持ち上がったが、住民らの反対で免れることになった。地域の人たちの心を、マンガが束ねた格好だ。きのうまで浅草で、派出所の実物大セットなどを展示した「こち亀」大展覧会が催され、老若男女で押すな押すなだった。


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