(00年12月20日)
はるき悦巳センセが1980年に発表した読み切り作品『力道山がやってきた』が、12月19日発売の『ビッグコミック増刊号(2001年1月19日号)』に再掲されました。
今回発売の『ビッグコミック増刊号』ではビッグ作家の単行本未収録作品をまとめたもので、はるき作品からは1980年3月10日号のビッグコミックに掲載された『力道山がやってきた』が収録されました。
この作品は、はるきセンセ自身「あの風景が僕にとって思い出の風景なんです。ああいう状況の中で子どもが生きていく…僕も当事者の部分があったから、ああいうことでよかったのかなあという思いがあるわけです(灰谷健次郎対談集・1981年)」と語るほど、思い入れがある作品です。
作品の舞台は1950年代の大阪。少年・咲と謎のホームレス・徳ジィのふれあいを描きます。
なお、この作品では、1コマだけ、チエ、テツ、菊がゲスト出演しています。また少年・咲など登場人物の多くは『ガチャバイ』にも登場しています。
※はるき先生の作品については「はるき作品全データ」をご参考ください。
(00年7月12日)
名古屋市の中日劇場で、今年8月、じゃりン子チエを舞台化した「浪花人情パラダイス」が上演されます。
この舞台は99年10月、大阪・新歌舞伎座で上演された「浪花人情おもろい町」とほぼ同じ内容で、テツを「じゃりン子チエ」の舞台となった西成区出身の赤井英和さんが演じます。その他の演者やストーリーは大阪公演とほぼ同じです。
なお、今回の名古屋公演用のプログラムには舞台原作となる「じゃりン子チエ」の資料として「関じゃり研」のアニメ声優一覧が掲載されます(プログラムの13ページ)。
- 浪花人情パラダイス(原作:はるき悦巳「じゃりン子チエ」)
- 会場:中日劇場
- 期間:8月1~24日
- 主演:赤井英和
- 料金:A席12,500円、B席6,000円
- 舞台の配役、あらすじについては「浪花人情シリーズのデータ」をご参考ください。
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